岡嶋流鍼術院を調査した

岡嶋流を広めたい!!

コラム:鍼術のワークショップに参加した

「鍼術」という言葉には、私が体験した中で一番印象的なエピソードがあります。それは、ある日、研究室の仲間たちと共に、鍼術のワークショップに参加したことです。

このワークショップは大学院生向けに開催されたもので、私たちの専攻とは直接関係はなかったのですが、新しい体験を通じて異なる視点から学びを得ることが期待されました。

セッションが始まると、まず最初に私たちは「鍼」についての基礎知識を学びました。その後、実際に鍼を用いて体験を行うというもので、正直言って、初めての経験にワクワクと緊張が入り混じった状態でした。

指導してくれた先生は、明るく知識豊富な方で、鍼の歴史や効果、現代の医療との関わりについて興味深い話をしてくれました。そして、実技の部分では、私たちに実際に鍼を使用して他の受講者に施術する機会を与えてくれました。

私は初めての鍼を使った施術にドキドキしながらも、他の参加者に対して慎重に、そして先生の指導に従いながら行いました。すると、驚くべきことに、受け手たちは短い時間の施術でリラックスし、身体の軽さを実感している様子が見受けられました。

このエピソードを通じて感じたのは、鍼術が単なる治療法以上に、人とのコミュニケーションや心地よさを生み出す手段であるということでした。私たち大学院生は、専門分野にこだわりがちですが、異なる領域に足を踏み入れることで、新たな気づきや学びがあることを改めて感じることができました。

このエピソードは私たちに、専門性を超えて広い視野を持ち、異なるアプローチや技術に敏感でいることの大切さを教えてくれた瞬間でした。鍼術がもたらす驚きや楽しさは、私たちの日常に新しい色を添え、知識の幅を広げてくれました。

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